皆さんこんにちは、卯月ユウトです。
さて今回は、映画男による批判記事を批評する企画、第2弾です!
取り上げる作品は佐野徹夜さん原作、北村匠海さん、永野芽郁さん主演で映画化された「君は月夜に光り輝く」です。
「君は月夜に光り輝く」のあらすじ
高校生の卓也は、発光病という難病で入院するまみずに、クラスメイトの寄せ書きを届けることになる。卓也はそれまで、まみずと一度も会ったことがなかったのだが、初めてのお見舞いで意気投合し、それからも度々病院に通うようになる。
見舞い中、卓也はまみずが大事にしていたスノードームを割ってしまい、お詫びとしてまみずの願いを代わりに叶えて実行し、彼女にその感想を聞かせてあげることになる。
まみずは卓也と知り合ったことで活き活きするようになり、もっと生きたいと強く思うようになる。
↓そして、今回取り上げる記事はこちら↓
アクセス数を増やすことになるので本当は貼りたくない。まあ、引用しますので映画男のブログは読まなくても結構ですよ
それではいきましょう。
本編
これ以降のこのフォントは引用です。私の意見ではありません。
「君の膵臓をたべたい」でお馴染みの、安っぽい感動ポルノを作らせたら右に出る者がいない月川翔監督による、怒りと失笑しか湧いてこない世にも恥ずかしい物語。
怒りと失笑しか湧いてこない作品なんてないと思いますけどね。
少なくとも、この映画を観て「良かった〜」と思っている人はそんなこと微塵も感じていないだろう。
せめて、“私は怒りと失笑しか湧いてこなかった”って書きましょうね。
さらにひどいのは、ヒロインには死ぬまでにやりたいことリストがある、という「死ぬまでにしたい10のこと」(イザベル・コヘット監督による映画) のネタを丸パクリしてるところで、それも自分で実行するのではなく、恋人に実行させてその感想を聞いて楽しむ、という意味不明な展開になっています。
それくらいのこといいじゃないかって思う。
あと、意味不明っていう部分は発想力がないことを自ら公表してますね。入院してて行けないのだから仕方ないだろ。そんなこともわからないのかな?
例えばヒロインが「死ぬまでに一度でいいからジェットコースターに乗ってみたい」といえば、男の子が一人で遊園地に行き、ジェットコースターに乗ってきて、ヒロインが「たらふくパフェが食べたい」といえば、男の子が代わりに食べてきて、その感想を聞かせるという流れです。何が楽しいんだよ、それ。
いや、まみず本人が楽しんでるのだからそれでいいだろ笑
そもそもの話、ジェットコースターに乗ったことがないって何歳から病気だっていう設定なわけ? 生まれつき発光病なの? ピカピカで生まれて来たってこと?
生まれてこのかたジェットコースターに乗ったことがありません!って人もいるよ。
遊園地に行かなけりゃ乗る機会もないよね?
あと、発光病は後天性だって説明あったけど?
パフェぐらい、いつでも食べたらいいじゃん。どうせ余命わずかなんだから好きなもの食べて死んだらいいのに、それを他人に食べさせて楽しむ私っていう自己陶酔ストーリーの気持ち悪さといったらないね。
いや、医師から制限されてる可能性だってあるだろ。知らんけど。
君の膵臓をたべたいでヒロインがスイーツパラダイスに行ってたらふく甘いものを食べた時には、「なんで食べるんだよ」って書いてたよな、お前。
食べなかったら食べればいいのにって言う。
どっちなんだよ。
もし、一度でいいから男に抱かれてみたい、っていう願いがリストの中にあったら、あの男の子は代わりに抱かれに行くのかなぁ。そこまでやるんだったら見直すけど、中途半端なんだよね。
それは卓也がまみずを抱けば終わる話じゃないか?
っていうか、リストにないものをなぜ挙げる?
だって、離婚したお父さんに離婚の理由を聞いてきてって言われて本当に行くからね。普通断るでしょ。
その普通はお前の普通な。
人によって普通は違う。
お父さんもお父さんで、知らない高校生が家まで離婚の理由を聞きに来て、「偽装離婚」だとか普通に答えちゃってるし、登場人物がもれなく馬鹿なのが救いようがないです。
(中略)
だいいちなんで自己破産が成立してるのにまだ取り立て屋が来るんだよ。まじでこんなストーリーについていける人いるの? やばいな日本。
お前もお前でかなりの馬鹿を晒してると思うけどね。
ちなみに自己破産後に取り立て屋が来た事例もあるようですよ。まあ、犯罪ですけどね。
お母さんはお母さんで、娘の好きな子がお見舞いに来たら、「ストレスになるからそっとしておいて欲しい」とか謎の冷たい態度を取るし、なんでいちいちあえてリアリティーから逸れようとするのか、理解に苦しみます。
嬉しい出来事でも、病気にとって悪いストレスになる場合もあると思いますよ。
そもそもリアリティって何?
フィクションの世界でリアリティ求めるな。
なんでもいいけど、発光病ってなんだよ。「君の膵臓をたべたい」は膵臓の病だったのに対し、この映画は架空の病気がネタだからね。
発光病は実在するらしいですよ。なんでも、エビが発光するそう。本来ならエビは発光などしませが、発光細菌に寄生されると光り、ホタルエビと呼ばれています。
そして、そのエビはしばらくして死にます。
「君は月夜に光り輝く」の発光病とは全く違うものではありますがね。
それも発光病とは皮膚が発光し、その光は死が近づくにつれて強くなる、などというホタルのような症状らしく、もう笑うしかないですね。
そうですか。
で?
皮膚が光る、などと言ってたので最後は体中からビームでも放つのかと楽しみにしてたんだけど、
(中略)
それとも光るってこのシーンのことを言ってたの?
満月の日にしか光らないってこと? 死ぬ間際が一番光るんじゃないの?
この映画のタイトル知ってる?
「君は月夜に光り輝く」だよ?
月の光に照らされないと光らないんだよ。これもちゃんと最初に説明してなかったかな。いや、していなかったとしてもタイトルから想像できそうなものを……
まとめ
こんな感じで、自分の理解が足りてないだけのことなのに、さも作品が悪いかのように酷評するのが映画男です。
そして、この映画男は異常なまでに邦画が嫌いなようで。洋画に強い憧れを持ってる痛いヤツだと思いますね。邦画にも良いものはあるし、流行ってるのも良い作品だと思いますよ。
好みもありますから、自分に合わないなってのは誰にでもあるでしょう。でも、そこで「どこが良いのかわからない」はどうなのか?
良いところが無ければヒットすらしないと思いますがね笑
では。