皆さんこんにちは、卯月ユウトです。
えーと。私が愛してやまないバンド、
back number
が、およそ1年5ヶ月ぶりとなる新曲
「水平線」
を発表しました。
back number
— back number staff (@backnumberstaff) 2020年8月17日
新 曲
『 水平線 』https://t.co/8mrjzacU4C
まだまだ興奮冷めやらないバクナーも多いのではないでしょうか?
もちろん、私もその1人です。
とりあえず、まずは聴いて頂きましょう!
いや〜。いい曲ですねぇ。
ちなみにこの曲は、新型コロナウイルスの影響でインターハイが中止になってしまった高校生へ向けて作られたそうです。
私自身は“演劇部員”なので、インターハイという概念は無いのですが、例に漏れず最後の大会は中止になり……まあ、悔しい思いはしたといえばしたのです(と言いつつも舞台はあまり好きではない、バンドができるということで入った紛い者なんですすみません)
と、前置きはこれぐらいにしておいて、今回は新曲、「水平線」の歌詞などを読み解いていきたいと思います!
【楽曲誕生の背景】
先ほども書いた通り、この楽曲はインターハイが中止になってしまった高校生へ向けての曲です。以下は公式サイトより抜粋です。
インターハイ(全国高等学校総合体育大会)が史上初めての中止、という決定が下され、それまで開催に向けて尽力してきた運営を担当する高校生たちからback numberに手紙が届きました。
(中略)
何か彼らや彼女たちのために出来ないか考え、急遽制作し、完成した楽曲が『水平線』です。
また、作詞作曲を手がける清水依与吏さんは、
先人としてなのか大人としてなのか野暮な台詞を探してしまいますが、俺たちはバンドマンなので慰めでも励ましでも無く音楽をここに置いておきます。
とコメントされています。
音楽を捧げるではなく、“置いておく”という表現を使うあたり、本当に格好いいですね。
この動画は広告も付けておらず、多くの人に聴いて欲しい、多くの人の励みになって欲しいという彼らの並々ならぬ意気込みが感じられますね。
【歌詞解釈】
今回の「水平線」、MV(ミュージックビデオ)ではなく歌詞を表示する“リリックビデオ”で出すあたり、依与吏さん自身、歌詞に拘っているのではないかなと思うんですよね。
ここからは勝手に歌詞解釈(間違っているかもしれないけど。しかも1番だけ)していきたいと思います!
出来るだけ嘘はないように
どんな時も優しくあれるように
人が痛みを感じた時には
自分の事のように思えるように
普段からなるべく可能な限り、自分の気持ちに対して嘘がないように過ごしたい。そして、どんな時でも優しく、人の痛みには自分のことのように寄り添えるようにしたい。
このような願いは誰にでもあるでしょう。
正しさを別の正しさで 失くす悲しみにも出会うけれど
自分の夢を叶えたい(インターハイなどの大会に出たい)という正しさを、新型コロナウイルス対策をしなければならないという正しさ。
このような相反する“正しさ”による葛藤は、大なり小なりあるのではないでしょうか。
水平線が光る朝に
あなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に
誰かが綺麗と呟いてる
悲しい声で歌いながら
いつしか海に流れ着いて
光って
あなたはそれを見るでしょう
水平線が光る朝(=綺麗なもの、奇跡)と、あなたの夢が崩れ落ちる(=悲劇、残酷なこと)が対になっているんですよね。
そして、悔しい思い、心の叫びは風に飛ばされて(ニュースになったり、ネットで広がったり、ほんとに風に乗ったり)、その欠片を見て青春だなみたいな感じで綺麗だと呟く。
本人にとっては最も残酷なことであって。
でも、その悲しい声の欠片は、いつか振り返った時に綺麗に光って、「ああ、いい思い出だったのかな」と見る日が来るのかもしれない。
サビの頭と尻で同じ描写をしているのですが、意味合いが変わっているところがすごく深いところですね。
って、こんな感じなのかな!
真偽の程は依与吏さんにしか分からないのですが、それにしても美しい歌詞ですね。
【まとめ】
結局のところ!
みんな聴くんだー‼︎
では!
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